マーケティング担当の方で「メルマガって本当に効果あるの?」と、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
確かに、チャットアプリやSNS、動画プラットフォームが普及するにつれて、メルマガの効果を疑問視する意見が見られるようになりました。
しかし、メルマガは現在でも有効なマーケティング手法といえます。
今回は、メルマガの効果について解説します。
また、メルマガのメリットや効果を高めるポイントも紹介。
メルマガを始めようか迷っている方、メルマガでさらに効果を出したい方は、ぜひ参考にしてください。
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リード獲得やメルマガの開封率に課題を抱えているBtoB企業様はぜひ参考にしてください。
目次
1 メルマガの効果2 メルマガの3つのメリット3 効果の出るメルマガを作るための心構え4 メルマガの効果を高めるポイント5 メルマガ運用で最も大切なことは効果測定と改善6 まとめ:メルマガは今も効果的なマーケティング施策メルマガの効果まずは、メルマガの効果を3つ紹介します。
効果①関係性の強化1つ目の効果は、顧客との関係性を強化できることです。
メルマガは、企業が見込み顧客と定期的に接点を持てる、プッシュ型のマーケティング手法です。
SNSやオウンドメディアといった媒体は、情報を発信する点ではメルマガと同じといえます。
しかし、ユーザーが検索しないと接点を持てません。
一方でメルマガは検索の必要がなく、企業が能動的に送れるため、顧客と定期的な接点を持てます。
そして内容がユーザーにとって役立つものであれば「次も読んでみたい」と、関心を持ってもらえます。
その結果、定期的に企業の情報に触れる機会が生まれ、関係性の強化に結び付くのです。
効果②認知度の向上2つ目の効果は、認知度向上です。
メルマガを定期的に配信することで、読者が企業や商品・サービスについて目にする機会が増えます。
すると、読者は企業や商品・サービスの名前や内容をよく知っている状態になります。
認知度が上がれば、読者が必要としたときに「メルマガで紹介されていた商品を試してみるか」と、コンバージョンにつながる確率も上がるでしょう。
効果③販売促進3つ目の効果は、販売促進です。
マイボイスコム株式会社の調査によると、約30%の人が「メルマガを読んだことがきっかけで商品・サービスを購入・利用した」と回答しました。(参考:【メールマガジン】に関するアンケート調査(第8回)|マイボイスコム株式会社)
このような結果になった理由は、メルマガが読者との心理的距離が近い媒体であることが挙げられます。
そもそもメルマガを購読している人は、その企業を信頼している人です。
そのため、成果に結びつきやすい特徴があります。
メルマガの3つのメリット次に、メルマガのメリットを3つ紹介します。
メリット①コストが低いメルマガは、紙広告やWeb広告に比べてコストが低いマーケティング手法です。
メルマガ作成にかかるコストは以下の通りです。
メルマガ配信サービスの利用料(月数千円~数万円)メルマガ作成にかかる人件費メルマガはツールによっては、無料で大量配信することも可能です。
多くの読者に情報を届けられ、見込み顧客の育成やコンバージョンの獲得につなげられます。
そのため、費用対効果の高いマーケティング手法ともいえます。
メリット②タイムリーな話題を届けられるメルマガは最新の情報をスピーディーに届けられます。
伝えたいコンテンツをまとめて一斉配信するだけのため、他の媒体に比べると圧倒的に早いのが特徴。
自社のファンに最新の情報を素早く届けられるため、高いコンバージョン率も期待できるでしょう。
メリット③効果測定がしやすいマーケティングにおいて、施策について効果を測定し、改善を重ねることは重要です。
メルマガの場合、メルマガ配信サービスを使うと効果測定ができます。
メルマガで効果測定できる項目は、主に7つです。
到達率開封率クリック率コンバージョン率リンク先の直帰率解約率登録者数の変化例えば、開封率が高いのにクリック率が低い場合、メルマガのコンテンツが読者のニーズに合っていない可能性があります。
到達率が高いのに開封率が低い場合、読者が仕事などで忙しい時間帯に配信している可能性があります。
メルマガの場合、効果測定できる項目が多いため、比較的簡単に問題点を洗い出せるでしょう。
得られたデータをもとに、次回配信時に改善することで、メルマガの効果を次第に高めていけるのです。
効果の出るメルマガを作るための心構えメルマガで効果を出すための基本は、徹底的に読者目線になることです。
以下のポイントを意識してメルマガを作成しましょう。
読者の役に立つ情報を送れているか見やすいデザインか配信頻度は適切かメルマガは「読者のためになる情報を送る」ことが前提です。
自社の宣伝が強すぎると、読者に嫌がられることが多くなります。
もし内容に不安があれば、社内にいる人に読んでもらいましょう。
また、テスト配信を実施して、読みやすさを確認することも有効です。
「送られた読者はどう思うか」「本当に役に立っているか」と意識することが、メルマガの基本です。
メルマガの効果を高めるポイント基本的な心構えが分かったところで、メルマガの効果を高めるポイントを具体的に紹介します。
目的に沿ってターゲットに合う内容を配信するまずは、ターゲットのニーズに合う内容か確認しましょう。
読者の興味関心に合う内容であれば、高いコンバージョンにつながります。
しかし、いくら有益な情報だからといって、情報を詰め込みすぎると逆効果です。
読者はメルマガを最初から最後まで読んでくれるわけではありません。
情報が多すぎると目当ての情報を見つけられず、コンバージョンにつながらないことも増えます。
そのため「販売促進」「認知度拡大」といったメルマガの目的に沿って、情報を絞り込みましょう。
メルマガの目的に沿ってターゲットのニーズを満たす情報を分かりやすく配信できていれば、効果アップが狙えます。
なお、以下の記事では、基本的なメルマガの作り方を詳しく解説しています。
効果を上げるコツや作成時の注意点も解説しているため、ぜひ参考にしてください。
関連記事:効果的なメルマガの作り方!読まれるための9つのコツと注意ポイント
読者が読みやすい時間に配信するメルマガを読んでもらうためには、まずは開封してもらうことが必要です。
そのため、読者のライフスタイルを意識して、読みやすい時間に配信することを意識しましょう。
いくら充実した内用のメルマガであっても、仕事や家事などで忙しい時間に配信してしまうと、開封すらしてもらえません。
さらに、読者は日々たくさんのメールを受信しているため、他のメールに埋もれてしまうことも考えられます。
例えば、ビジネスパーソンがメインターゲットであれば、昼休みや夜などに配信した方が、開封率が高くなる傾向があります。
主婦がメインターゲットであれば、家事が落ち着いた13~15時が効果的です。
読者の生活スタイルを考えて、読みやすい時間に配信しましょう。
以下の記事では、メルマガ配信に最適な曜日と時間を、ターゲット別に紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
関連記事:メルマガ配信に最適な曜日・時間をターゲット別に徹底解説
定期的に配信するメルマガを定期的に配信することも重要です。
なぜなら、自社の商品・サービスが読者の目に触れることが増え、顧客の育成につながるからです。
最低でも週1通以上がおすすめ。
週1通以下のペースだと、他のメールに埋もれがちです。
メルマガの存在を読者に覚えてもらい認知度向上や販売促進につなげるためにも、定期的な更新を心がけましょう。
HTMLメールを活用するメルマガの形式には、以下の2つがあります。
テキストメール:文字のみのメルマガHTMLメール:文字に加え、画像やCTAボタンで装飾されたメルマガHTMLメールを活用することで、視覚的な訴求ができます。
読者が見やすいように、分かりやすいデザインを意識しましょう。
また開封率が計測できるため、効果測定を実施しやすいこともメリットです。
なおHTMLメールは、読者の受信環境によっては体裁が崩れてしまったり、受信自体ができなかったりすることがあります。
これを防ぐためには、テキストメールと併用してを送信できる「マルチパート配信」を利用すると効果的です。
セグメント配信を活用するセグメント配信とは、読者を年齢や性別といった属性ごとに分け、それぞれに合った情報を発信することです。
読者のニーズに合った情報を配信できるため、訴求効果を高められるメリットがあります。
メルマガ配信サービスを利用すれば効率的なセグメンテーションができるため、ぜひ利用してみてください。
ただし、細かすぎるセグメンテーションは費用対効果が悪くなります。
2〜3種類程度から始めて、必要に応じて追加するのがおすすめです。
メルマガ運用で最も大切なことは効果測定と改善メルマガを配信する際は、必ず効果測定と改善を実施してください。
メルマガを配信するだけでは、顧客を取りこぼしてしまう可能性があります。
効果測定と改善を繰り返すことで、メルマガの質を高め、より読者のニーズに合った情報を配信できます。
改善した結果、認知度向上や販売促進といったメルマガの目的の達成に近づけるでしょう。
メルマガの効果を最大化するためにも、効果測定と改善は習慣化してください。
以下の記事では、メルマガの効果測定で重要な指標や測定ツールについて紹介しています。
メルマガの効果をさらに高めたい方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事:メルマガは効果測定が重要!重要な指標や測定ツールを紹介
まとめ:メルマガは今も効果的なマーケティング施策メルマガは、現代でも有効なマーケティング手法です。
具体的には、以下のような効果があります。
<メルマガの効果>
関係性の強化認知度の向上販売促進ぜひメルマガを効果的に運用して、成果につなげてください。
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リード獲得やメルマガの開封率に課題を抱えているBtoB企業様はぜひ参考にしてください。
監修者
天野 央登
テクロ株式会社CEO。⼤学2年⽣時に起業。留学メディア「交換留学ドットコム」を1年半ほど運⽤し事業売却。その後はコンテンツマーケティングの知⾒を活かして、Webマーケティングの顧問事業を開始。Web経由の売上を倍増させ、PV25 倍増を達成した。現在4期⽬。
テクロ株式会社CEO。⼤学2年⽣時に起業。留学メディア「交換留学ドットコム」を1年半ほど運⽤し事業売却。その後はコンテンツマーケティングの知⾒を活かして、Webマーケティングの顧問事業を開始。Web経由の売上を倍増させ、PV25 倍増を達成した。現在4期⽬。